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柳本史・外間隆史|MAZURKA 440

2,750円

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野々は夜明け前4時40分に起きる。通過する貨物列車が汽笛を鳴らすその音は"ラ”。周波数でいえば440Hzーー。 黒猫マズーと黒い眼の女の子・野々がいなくなって、残された英介はペットの白黒猫の小石とともに空洞のような生活を送っている。大家さん、タクシードライバー、牛、猫たちの証言と、マズー、英介、野々の独白と回想によって、物語の輪郭が次第に明らかになっていく。 ショパンのピアノ曲「マズルカ」を基調とした切なく夢幻的なストーリー。3/4拍子のピアノ曲はそのまま黒猫の歩調だ。夜明け前、まだ暗い空に光が滲みはじめる暁の空のような、澄んだ静けさのなかに響く音のうつくしさ。すべての薄明薄暮性(クレプスキュラ)たちへ。 「雨犬」「銀座」に続く、版画家・柳本史さんと想像家・外間隆史さんのコラボレーション作品。本書に寄せたプレイリスト付き。 発行:未明編集室 発行年:2026年 サイズ:B6判変型 ページ:160p

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