ある日、「おじさん」から少女たちが見えなくなりました。
消費され蔑視され、踏みつけにされてきた、「おじさん」に傷つけられたことのある人なら感じたはずの、痛みに共鳴する女性たちの革命がはじまります。このひどい世界は、けれど私たちがいる現実のすぐ近く。真っ赤な怒りに満ちた物語は、明るく軽快なテンポで進みます。常に防衛するのが当たり前の、「普通の生活」を日々送っている日本の女性たち。もっと怒っていい。力を込めて握った拳にあたたかい手を添えてくれる、「おじさん」と戦うみんなへエールを送る一冊です。
「魂は減る。魂は生きていると減る。
だから私たちは、魂を持続させて、長持ちさせて生きていかなくてはいけない。」
(「おじさん」は年齢や性別による総称ではなく、「おじさん」の中には若者も女性もいます。)
発行:中央公論新社
発行年:2020年
サイズ:四六判
ページ:248p