





師匠と呼べるような人がいるというのはそれだけで心強く、ともに過ごす日々は心地よい余韻をもたらします。
出版社2社から戦力外通知を受け、精神的に追い込まれていた著者の秋峰善さんは、藁にも縋る思いで大好きな人物である夏葉社の島田さんにお手紙を書きます。憧れの人物のもとで約1年間働くことになった秋さん。その宝物のような日々、受け取ったたくさんの言葉と空気が綴られた、第2の青春の物語。
本に会いたい、人に会いたい。そんな純粋な衝動が心をうごかす、頼りなくともあたたかな日記が収められています。
発行:秋月圓
発行年:2024年
サイズ:B6判
ページ:200p