カメラが好きだった谷川俊太郎さんによる、撮りおろしの写真とエピグラムが編まれた小さな作品集。ウッドデッキに映る木々の影、雨上がりのクモの巣、愛用のラジオ、お気に入りの地球儀、森や湖…。詩人のまなざしをとおして見える日々の美しさと寂しさが、何気ないシーンのなかに包まれています。初版刊行から12年、待望の重版となりました。
どんな情景もどんなドラマも光
と影に還元してしまうのが、写
真の魅力なのかと思う。太陽が
もたらした今朝の光が、人智の
およばない長旅をしてきている
ことを私たちは忘れがちだ。
発行:晶文社
発行年:2025年
サイズ:A6判変型
ページ:144p