エアロゾルスプレーやフェルトペンなどを用いてストリートに名を記し、自己のスタイルを表現する「エアロゾル・ライティング(グラフィティ)」は、1960年代末にアメリカの都市部の若者たちによって始められました。
本書は、日本におけるグラフィティを風景の記録としてまとめた一冊。2015年から東京オリンピックの2020年の前年までに撮影されたグラフィティ210枚が収録されています。イリーガルなものであるため、やがて消えゆく運命であったこれらのグラフィティは、破壊と再生を繰り返す刹那的な都市の姿を写し出しています。すでにそのほとんどが消され、建物自体も消失してしまったグラフィティの貴重な記録集。
(写真:横山隆平/解説:大山エンリコイサム)
発行:左右社
発行年:2026年
サイズ:B5判変型
ページ:160p