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マルグリット・ユルスナール|ハドリアヌス帝の回想

3,520円

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古代ローマ帝国五賢帝の一人ハドリアヌスが人生の終焉を迎え、やがて皇帝を継ぐ17歳のマルクス(のちの皇帝マルクス・アウレリウス)に宛て、自己の生涯を回想した手記をつづる物語。領土のあちこちを旅しながら為政に力を注ぐ優秀さの反面、気難しく複雑な性格。そして美少年アンティノウスを寵愛し文化や芸術にも傾倒した、そんな皇帝ハドリアヌスの稀有な人生を、深い内省と豊かな情緒で語っている。記憶も、欲望も、思慕も、葛藤も、悔恨も、まるでハドリアヌス帝自身の回顧録であるかのような機微に溢れるテキスト群。ハドリアヌスとユルスナールの時空を越えた交錯が幻想的な魅力を放つ。 著者ユルスナールが20年以上の年月をかけて執筆した、古代ローマ時代の風景を呼びおこす傑作。(訳:多田智満子) 発行:白水社 発行年:2008年 サイズ:四六判 ページ:379P

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