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一之瀬ちひろ|ヨーゼフ・ボイスのこと

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研究者、写真家として活動する一之瀬ちひろさんの作品集。2015年にドイツに滞在した際の経験をもとに思考したテキストと、そのとき撮影し(眠っていたままだった)た写真が収められています。 彫刻家、教育者、社会活動家として活躍した、20世紀を代表するドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイス。彼の作品と活動をとおして、突き詰めれば言葉にも写真にも物質にもできようのない経験というものを、他者に伝えることはできるのだろうか、記憶を留めることはできるのだろうか、という問いを思考する。経験がかたちを変えていくこと、もういちどその時間の中に立ち返り、出会うこと。イメージと経験の関係について研究と制作を続けている作者の、ひとつの思考がかたちとなった一冊。深く端正な思考とともに、時間の層と光のうつくしさが感じられます。 「たくさんの時間の粒。ある瞬間。小さくぶつかりあいながら、輝いている。気がつくと違う場所に至っている。反復のなかで意味/かたちが変容していく。失ったとしても、たしかにあるーー」 発行年:2025年 サイズ:A5判 ページ:カラー78p+モノクロ52p

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