




黒海とカスピ海に挟まれた、人口400万人に満たない小さな国ジョージア。5000メートル級の峰が連なるコーカサス山脈の麓で三方を大国に囲まれ、幾度も他民族支配にさらされながらも、宗教、言語、映画、芸術、ワインなど独自の文化を守り育んできました。
本書は、ジョージアを代表する画家、ニコ・ピロスマニの生涯を描いた映画「ピロスマニ」に魅せられ、これまで多くのジョージア映画を紹介してきた著者のはらだたけひでさんによる、ジョージアへの深い想いが編まれています。映画をとおして、ジョージアの歴史や文化、人びとの営みに触れることができる、時を経ても色褪せない一冊。
発行:未知谷
発行年:2018年
サイズ:四六判
ページ:256p