









地形と気候、土地の歴史や食品加工の工程に応じてつくられた、食がつくる建築と風景(=フードスケープ)を収めた図解集。カレマ村のワイン、モデナのバルサミコ酢、ヴェスヴィオ火山のトマト、小豆島の醤油、福岡の八女茶…。 光と風、熱をいかし、自然のリズムとともにある暮らしと建築にスポットをあて、イタリアと日本の16の生産地を読み解きます。食がつくる風景が失われてしまったのはなぜか。これまでの食の生産を見直し、人々や建築が自然の中で風景を取り戻すための方法を問いかけます。
仔細な図解とコラム、藤原辰史さん、塚本由晴さんとの食と建築をめぐる対話を収録。
発行:学芸出版社
発行年:2023年
サイズ:A5判横
ページ:224p