






住む時に、食べる時に、移動する時に、当たり前に利用する道具でありながら、時には苦しみにも、喜びにもなるお金。たくさん持つことにも、困っていても、なんだか後ろめたさがつきまとうお金。
ひとりで抱え込みがちで、誰かと話すこともらあまりなく、お金の話をすること自体がなんだか憚られる…そんな空気をとっぱらい、整体指導者の川﨑智子さんを中心に、洗いざらい話し合った7年におよぶ対話の記録です。
整体ではお金を体力としてみる、という今までにない視点で、お金の価値観を整体/芸術の視点から心身ともに柔らかく解きほぐします。きっとみんなも知りたかった全くあたらしいお金の本。
「ーー例えば生活とか家族とか、大事だと思ってつかんでるんだけど、その手の力でつかんだものを壊していくんですね。だから、まずつかんでるものをゆっくり手から離して手を空けとく。両手をブラブラさせておくことかなあと思います。」
発行:土曜社
発行年:2022年
サイズ:B6判変形
ページ:224p