






本屋には行く。なぜなら体にいいからだーー。
日常の中の可笑しさを見つけては、ナンセンスとも言える問いを大真面目に考える。その問いの先に何があるかわかなくても、少しだけ違って見えてくる世界のことを、私たちはまだ諦めなくてもいいのかもしれません。
『「百年の孤独」を代わりに読む』、『パリのガイドブックで東京の街を闊歩する』の著者による待望の作品集。タイトルを読むだけでも楽しい連作エッセイ「本屋に行く」小説「私の応援狂時代」「スーパーの息子」を収録。
"問いは解決することなく新たな問いを生み出す。だからこそ、また本屋に行く。なぜなら本屋では世界の不思議を詰め込んだ本がうっかり手に取られるのを待っていてくれるからだ。"
発行:H.A.B
発行年:2023年
サイズ:四六判変型
ページ:216p