清新な漢詩の翻訳や極上のエッセイを生み出す俳人の小津夜景さん。これまで書いた句を連作に編み直した第二句集が刊行されました。
フランス語最古の句の翻訳、武玉川調(七・七音)、都々逸(七・七・七・五音の俗謡)、三文字俳句の連作など、技巧によって万華鏡のようにくるくると姿を変えていく言葉たち。自身が撮影したという表紙写真の陰翳も美しい一冊。
いつの日か人はひかりの櫂となり
朧月砉
(おぼろづきほねとかはとがはなれるおと)
寧能鎖吾口
(僕のみが知るただならぬ詩を)
発行:書肆侃侃房
発行年:2022年
サイズ:四六判変形
ページ:144p