短歌、俳句、エッセイを収録した文芸誌『九重』第2号。
岡田幸生さん、近恵さん、佐藤りえさんによる作品10点とエッセイ、創刊号に続く「むさしの逍遥」は、60年に1度の"甲午歳総開帳"をめざして出発した秩父札所巡礼について記されています。
『九重』という名前がぴったりの、きれいな色の小さな粒がゆっくりと浮かびあがっていくような言葉の数々。
*九重(ここのえ)・・・宮城県や福島県などで販売されている小粒状のあられ菓子。お湯を注ぐと糖衣が湯に溶け
きれいな色になる、飲み物と食べ物のあいだのような伝統菓子です。
発行年:2022年
サイズ:B6判
ページ:34p