







類稀な視点で美しいお菓子を生み出す"cineca"を主宰する菓子作家、土谷未央さん。彼女が愛してやまない映画を、お菓子を主軸としたアートワークとコラムで表現した一冊です。
映画のストーリーを思い起こさせる独特の雰囲気を纏ったお菓子。それに付けられたテキストは、映画のコラムという枠を飛び超え、道徳や死生観、関係性や感情、人生観にまでスルスルと広がっていきます。
ゴムバンドで綴られた、軽やかでストイックなブックデザインは宮添浩司さんによるもの。繊細で柔和な作品とみごとに共鳴しています。
映画とお菓子のコラム連載「cinecaのおいしい映画」を加筆・再編集した、はじめての作品集です。
発行:aptp books
発行年:2022年
サイズ:A4判変形
ページ:88p