それまでは、"途方に暮れる"がピッタリの人間であったという著者の川﨑さん。自らの体調不良をきっかけに整体に出会い、独学で学び始めた三年ほどの経験と体感の過程が綴られています。
生きている負荷から離れるにはどうすればよいか、自身の体を能動的に見つめ、学び、修正を繰り返した、たったひとりの技術。
体の中にあるリズム、心と体の境界線、抵抗や沈黙のこと、それまでの技術をいったん捨てること。
「整体」を超越した、柔らかくしなやかな体と思考の記録です。
発行:土曜社
発行年:2021年
サイズ:B6判変形
ページ:56p