







眠りの体操、終わらせる体操、一個にする体操、
来年の自分を知る体操…
2019年1月から12月まで、オルタナティブスペース『路地と人』で開催されたワークショップ12回の記録。
参加者が持ち寄った体の悩みから、整体の視点を交えながらオリジナルの体操をつくる過程と、体にまつわる目からウロコのお話を収録しています。
息もしているし心臓も動いているけれど、おばけみたいに魂が半分抜けている私たち。自分の体がちゃんと自分の体としてあること、24時間以外の自分のなかにある生きた時間のことを知り、確認する、優しく楽しい体操の数々です。
「ーーだから覚えてるのは昨日のことくらいかな、先のことだったら三日から四日ぐらいのことで生活してれば、人間の体はやっていける。その先もその後もいらないです。」
発行:観察と編集
発行年:2021年
サイズ:A5判
ページ:105p