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小津夜景|いつかたこぶねになる日

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世界を愛することと、世界から解放されること――詩はこのふたつの矛盾した願いを叶えてくれる。 フランス、ニース在住の俳人・小津夜景さんによる、漢詩翻訳とエッセイ、俳句連作が収められています。白居易、杜甫、新井白石、夏目漱石、除志摩…、中国と日本の漢詩人たち。鍋の底をこがした話、鍋の傷から生まれる気泡の話からアチュール・ランボーの詩、白居易の詩へ。古今東西の詩を手繰り寄せ、いつもの風景をあざやかに彩る31編のエッセイ集。才気溢れるうつくしい文章、光が降り注ぐニースの風景が目に浮かびます。 「詩とは誤謬の創(きず)である。創をつくる。そのとき世界はあらわれるだろう。逆から言う。創をつくることでしか、世界はあらわれないだろう。創造とはつまりそういうことだ。」(はじめに傷があった) 発行:新潮社 発行年:2023年 サイズ:文庫判 ページ:256p

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