








音楽家・曽我大穂とガンジー、服飾家・スズキタカユキを中心とした舞台芸術グループ「仕立て屋のサーカス」。
自分たちが消えて時代が変わっても、永く残っていく表現の根元を求め常に実験を試みる、音と布と光のサーカス。見る人を魅了するその独自の世界観、ひとつの物語を紡ぐような表現の一部始終をインタビューと6つの対談で紐解きます。
子どもの頃に味わった、「生きているってまんざらじゃないな」と思える感じが忘れられないという曽我さん。ともすれば「生き延びる」ことだけに固執してしまう(せざるを得ない)この時期、生き抜くだけでは生命を実現できないわたしたちに、ひとすじの光となるであろう一冊です。
対談の相手
ミロコマチコ、石川直樹、原田郁子、青柳拓次、関根光才、小金沢健人、ほか
発行:夕書房
発行年:2020年
サイズ:四六判変型
ページ:328p