祖父の遺品は、家一軒分のメキシコだったーー。
故郷の愛知県瀬戸市とメキシコを描き続けた画家・伊藤髙義さんは、1965年に初めてメキシコを訪れて以来およそ80回も通い詰め、そのたびにさまざまな民藝品を持ち帰ってきました。この本は、伊藤髙義さんの孫でありドキュメンタリー作家である和田萌さんが、祖父が遺したたくさんの民藝品を整理し、一冊の本に編んだものです。祖父はなぜこんなにもメキシコという国に魅了されたのか?なぜこんなにも大量に買い込んだのか?そうしたことを聞き取る前にいなくなってしまった祖父の人生と情熱を、遺されたものたちと共に再発見していく。240点におよぶメキシコの民藝品の図版と作者のエッセイを収録。
メキシコの民藝品の風合いをそのままに綴じたような美しい造本が魅力的な一冊。
発行:わたしたちBooks
発行年:2026年
サイズ:A5判
ページ:352p