






すべての考える人のために。
この本は、3名の文化人類学者によって、考えるために役立つ道具箱をつくりたいという思いで編集されました。
対象にできるだけ近づき、目を逸らさないように五感を働かせると同時に遠さの中で思考する、文化人類学の方法。
違うことの可能性、あたりまえを問い直すこと、世界といかに関わっているか、コミュニケーションとしての経済、弱さと共同性…
など多岐にわたる問いについて観察し、考察しています。
どんな時も思考することを止めることのない果敢な人たちにとって、心強く優れた道具がたくさん詰まった一冊です。
編:松村圭一郎・中川理・石井美保
発行:世界思想社
発行年:2019年
サイズ:四六判
ページ:224p