19世紀、写真の誕生に刺激を受け、新たな絵画を模索した画家たち。本書は、そんな印象派の画家たちーーモネ、ドガ、セザンヌなどが制作に訪れた場所を巡って撮影した作品から構成されています。
鈴木さんが一貫して持ち続けてきた独自の関心と方法論、写真の可能性や風景との向き合い方の結晶とも言えるこの写真集は、世界の変容と自己の内的な変化が重なる瞬間の喜びに満ちています。
この純粋さを手に入れられれば、写真を見ることは拡がりだけではなく、深さをもった経験になるのではないか。
対象から何事かを感覚し、感応することは深さの経験であり、深さは見るたびに新しく生まれる。
世界は持続し、変化し続けている。(巻末文より)
発行:赤々舎
発行年:2020年
サイズ:246 × 342mm
ページ:112p