パンデミックがきっかけとなってスタートした、不織布にプロジェクターで投影した身近な人たちの像を撮影したポートレイトシリーズと、家族とその土地を撮影したシリーズ、2つの作品で構成された作品集。不織布を透過しどこまでも伸びてゆく像と、庭を見つめる父のまなざしが草木や土を通り越し、記憶やイメージの奥まで続いていくこと。秘められた記憶や時間の堆積に静かに触れる過程と、交わされるまなざしの行方を写し出しています。
優れた写真集をリリースする出版社赤々舎による、始発点や転換点となる作品をその時機に呼応して刊行するシリーズ「AKAAKA BIRD」。鳥が飛び立つように、身軽な形ながら遠くまで届くことをイメージしてつくられています。
発行:赤々舎
発行年:2025年
サイズ: 210×148 mm
ページ:43p