写真家・ホンマタカシさんによる写真と視覚をめぐる思考、実践をまとめたテキスト集。
「photography is first of all, a way of seeing. It’s is not seeing itself (写真とは、まず、ある種の見方だ。それは見ることそれ自体ではない)」という、スーザン・ソンタグの言葉を皮切りに、そもそも写真は私たちが現実に見ている"ミエ"そのものとは別物ものであること、「見ることそれ自体(seeing itself)」をもういちど紐解いていく。単眼性やアフォーダンスの視覚理論、画像における二重性、写真が現代美術になることによって生まれた変化、写真家・中平卓馬さんに関するある仮説、カメラオブスクラの実践など、著者がこれまでに制作と並行して扱ってきた見ること・撮ることについてのトピックをとおして、日々見ている世界のリアリティとは何か、写真というメディアの現在地を問い直す。
発行:torch press
発行年:2025年
サイズ:A5判変型
ページ:304P