生まれ持った自身の色覚の特性と向き合う中で編み出した、独自の映画的な色彩で架空の世界を構築するJames Perollsの作品集。美しさと儚さが同居する幻想的な世界観を舞台に、ある一人の女性が執着や囚われを手放しながら自己を受け入れていく物語を描いています。複製された人物、重層的なイメージ、隠喩的な構図、内面を表したイラストが交錯し、迷いや葛藤、哀しみといった複雑な感情をあらわした、精緻な作品群。巻末には主人公を演じた王小喬が綴った詩が収録されています。
(イラスト:PeiHsin Cho)
発行:self published
発行年:2025年
サイズ:260×350 mm
ページ:108p