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奥間勝也|骨を掘る男

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「会ったことのない者の死を悼むことはできるのかーー?」 沖縄の地に埋まったままの遺骨を40年以上にわたり収集し続けている、具志堅隆松さんの姿を追ったノンフィクション。 かんざしやキセルと一緒に埋まっていた骨、幼い子どものものと思われる骨、割れた頭蓋骨、土砂や砲弾の破片と共に挟まっていた背骨。具志堅さんは遺骨を丹念に見つめ、ただひたすらに死者と時間を共にする。その行為によって、長い間放擲されていた遺骨はやっと一人の人間であったことを回復するのかもしれない。「沖縄戦の戦没者」としてではなく、一人の固有の存在としてやっと弔われる。骨に導かれ、著者は思考する。今を生きる私たちを繋いでいるのは、紛れもなく死者たちだ。かつてあった戦争を、非体験者である私たちがどのように考えていけばよいのだろうか。 2024年に公開された、同名のドキュメンタリー映画の監督である奥間勝也さんによる次世代へと繋ぐ思索の記録。 発行:大和書房 発行年:2026年 サイズ:四六判 ページ:296P

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