








人びとは、さまざな天空の現象とその時に引き起こされる地上の現象を結びつけ、その関連性を探究してきました。ブラジル、コロンビア、ニカラグアなどラテンアメリカには、月の満ち欠けとともに豊かに生きる、有機農法と暮らしの技術があります。
コーヒー豆の収穫は満月の3日間下弦の月のあいだに、薬草の収穫は新月に向かう時期に、サボテンの実は満月の前後がもっともジューシー、建築用木材の伐採は新月に…。
月齢が草木、動物、海、人体に及ぼす影響を読み解き、実践する、ラテンアメリカに伝わるおもしろ農法を紹介。
発行:農山漁村文化協会
発行年:2008年
サイズ:AB変型判
ページ:176p