「海で魚や貝をとり、陸で畑を耕し、種をまく。
病を抱えながら、大きな権力と闘い、心ない言葉や差別を受けることもある。
それでも、日々の暮らしは続いていく。」
水俣病の被害が甚大だった熊本県水俣市で、長年現地の様子を捉えてきた9人の写真家による記録集。1956年に水俣病が公式確認されてから70年。患者やその家族の暮らし、原因企業である化学メーカー工場「チッソ」前での抗議、漁村の風景などが収録されています。水俣病を知らない世代にも、自分たちの今につながる問題として捉えてほしいという想いのもと制作されました。痛みと向き合ってきた人びとの姿を語り継ぐ一冊。
歴史学者・藤原辰史さんによるテキスト「なぜ水俣を撮った写真家たちの作品に目を奪われるのか」を収録。
【写真家】
芥川仁、石川武志、北岡秀郎、桑原史成、小柴一良、塩田武史、アイリーン・美緒子・スミス、田中史子、宮本成美
発行:リトルモア
発行年:2026年
サイズ:A5判
ページ:128p