人気のない住宅地、ホテルのロビー、長い廊下、無機質な地下鉄のホーム…。日常で目にする光景のなかに不穏さと不気味さ、抗いがたい魅力を見出す「リミナルスペース」は、2020年代を代表する美学的ミームです。ホラー映画、ゲーム、クリーピーパスタ、ヴェイパーウェーブ音楽、ブルータリズム様式の巨大建築、シュルレアリスムの絵画など、時代やジャンルを横断して存在するリミナルスペース。その空間の放つ不気味な魅力は何でできているのか?人びとの記憶と想像力に深く共鳴し心の奥底の感覚を呼び起こす、新しい恐怖の美学に迫ります。
発行:フィルムアート社
発行年:2025年
サイズ:B5判変型
ページ:192P