金属のワイヤーを編み込んだ、雫や植物を思わせる官能的なワイヤーオブジェで知られるアーティスト、ルース・アサワの軌跡を追う。
日系二世としてカリフォルニアの零細農家に生まれたアサワは、15歳のときに起こった真珠湾攻撃、第二次世界大戦中における日系アメリカ人収容所での過酷な生活を経て、ブラック・マウンテン・カレッジでのジョセフ・アルバースやバックミンスター・フラーと出会う。6人の子どもを育てながら、精力的に作品制作を行い、芸術高校設立にも尽力した彼女の波乱の人生を辿る。何者にも似ていない独特の魅力を放つアサワの生涯と作品の根幹に触れる一冊。
発行:書肆侃侃房
発行年:2026年
サイズ:A5判
ページ:424p