四季折々に現れる野花の生態をうつくしい植物画と共に綴ったエッセイ集。フキノトウ、カタクリ、ミズヒキ、サザンカ、ロウバイ…。変わりゆく季節のなかで、たくましく根を張り伸びゆく植物たち。植物の姿形、色彩や匂いとともに呼び起こされる記憶を解きながら、作者は自己の内面へと目を向ける。
画:波多野光
「ーーそういう自分に葛藤を抱くときは、渓流の奥へ足を運び、そこで満足げに咲いているイワタバコを見るのがいいと思う。イワタバコはほんとうの幸せとは何かを教えてくれる。」
発行:淡交社
発行年:2026年
サイズ:A5判
ページ:168p