{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/4

笹川諒|眠りの市場にて

2,200円

送料についてはこちら

微睡むような眠りのなか、しだい膨らんでゆく夢の大きさに怯んで針を刺すと、そこから現実が流れ込んでくる。夕暮れの給水塔や透明な野原、雨の後の匂いと自分に似た男、それらが漂う夢と現のあわいの出来事を静かに記した216首。やさしく少し寂しい空気が滲む、笹川諒さんの第二歌集。 ひどく疲れた日の夢だった 少年は翡翠になり皿にもなって 夕暮れになにか大きな荷物ごと遠ざかりゆく僕に似たひと 紙の船を待つという夢 港ではなぜかしあわせでしかなかった 行きたくて 海と砂漠と珈琲ゼリーの区別がどんどんなくなる旅へ 空自身が壊れぬように空がまだ試さずにいる一色のこと 発行:書肆侃侃房 発行年:2025年 サイズ:四六判 ページ:144p

セール中のアイテム