「ナオさんも春は怖いですか?大人らしさや、そこに付随する感情の抑制や発露について考えていることはありますか?ーー春に脅かされたら、鼻をつまんでください。匂いをかがず景色だけを見ると映画のようです。」
同世代のエッセイスト仲間である古賀及子さんとスズキナオさんによる往復書簡集。大人になってから知る感情のこと、振り回されてしまうような感情のこと、漠然といつもある季節の不安のこと。ささやかで捉え難い、けれども自分を大きく揺さぶる感情のあれこれを、それぞれの視点で分かち合うやりとりが綴られています。しまい込んでいた感情が解かれていくような、陽気で示唆に富んだ言葉たち。
密かな話題となった私家版『青春ばかり追いかけている、何もかも誰より一番慣れない』に収録された以降のやりとりも加え、倍のボリュームとなって書籍化されました。
発行:シカク出版
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:256p