「現場で人びとと過ごしながら観察する」という人類学の手法が確立されたのは今から100年くらい前。その背景には19世紀ヨーロッパの社会状況が影を落としていました。
「観察して分析してまとめる」だけの学問ではなく、フィールドに身を置きさまざまな関係性の渦に巻き込まれ、それらすべてを自分のこととして引き受けて考えていくこと。そんなフィールドに出かけていって、わたしたちは何を得ることができるのか。揺らぎ、共に生きるなかで見つける人間の生とは。「わたし」の外側にある答えを探しにいく一歩となる、人類学の入門書。
発行:亜紀書房
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:248p