ポストコロニアル批評の先駆者であるエルサレム生まれの批評家、エドワード・サイード。文学、音楽、歴史、政治など分野を超えて論じ、パレスチナ解放運動へも果敢に関わりました。本書は、西洋中心の価値観に異議を唱え、和解と共生を希求し続けたサイードの思想の真髄に迫るとともに、そのディフュージョンに務められたインタビュー集です。1987年から1994年に行われたインタビューをもとに、自著を平易な言葉で紐解いていく。人間としてのサイードの姿が浮かび上がる入門書。2023年に激化したパレスチナ自治区ガザを巡る状況がなお混迷するいま、必携の一冊です。
(インタビュー:デーヴィッド・バーサミアン)
発行:里山社
発行年:2025年
サイズ:四六判変型
ページ:320p