ミツバチの生態に興味を寄せる人も多いのではないでしょうか。人間が高度な社会性を獲得するよりもはるかに前から、高い集団性を獲得してきたミツバチ。ただ一種の昆虫が、ある時は宗教の規範となり、建築のヒントとなり、ある時は共和性の象徴となり、古来から現在に至るまで、人類に広範囲なインスピレーションを与えてきました。 ミツバチの複雑で豊かな生態を知ることで、人類の在り方を歴史的、地球的なスケールで見つめ直すきっかけにもなる、わたしたちに多大な影響を与え続ける昆虫の物語。
発行:草思社
発行年:2020年
サイズ:四六判
ページ:240p