





その仕事が施されたものはよく目にしていても、仕事の過程や現場のようすを見る機会はあまりありません。この本は、校正者の牟田都子さんが、11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に会いにいき、取材をした対談集です。
マンガ、レシピ、テレビ、辞書、地図、新聞…。言葉のあるところに校正あり、と言っていいほど、言葉があるところには校正者の仕事があります。それぞれの現場における仕事のしかたや醍醐味、仕事道具や仕事への想いに触れる一冊。取材のなかで、「校正が楽しい」という言葉が度々でてくるのが印象的です。
発行:アノニマ・スタジオ
発行年:2024年
サイズ:A5判変型
ページ:144P