「ひな子さん。あなたがお死になすったらあたしも死にます、死んだら美しくなれましょうもの。」
戦前日本の少女雑誌「少女画報」にて、数々の傑作を残した宮城県仙台市生まれの作家、伊澤みゆきさん。甘美で可愛らしいだけではない、痛みや陰り、儚さ、烈しさといった、内包する闇を美麗な筆致で描いた少女たちの友愛小説は、当時、少女小説界に大きな影響を与えました。
執着、嫉妬、愛、ルッキズムー。100年前の少女たちの心に触れる、珠玉の短編小説集。「少女画報」に掲載された全60篇、女性研究者による解説を収録。
発行:国書刊行会
発行年:2025年
サイズ:114×207 mm
ページ:160p