


「わからなければ勉強すればいい。えんぴつと紙をもって、何度も書いて、何度も考えて、じっくりと取り組めばいいーー」
歴史学者と数学者、学問に取り憑かれ生涯学び続けるふたりによる、「学ぶとは何か」というテーマのもと交わされた28通の往復書簡。
本物と出会うこと、わからないと認識すること、習得と探索、といった学ぶことの入口から、音楽、美術、言語、環境問題や戦争、AIまで、あらゆる角度から「学ぶ」ことに向き合っていく。文理それぞれの立場から繰り広げられる渾身の思索の交感。学ぶことへの欲求を掻き立てられる、熱く深い対話の記録。
発行:ミシマ社
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:340p