韓国で編まれた日本文学の掌編アンソロジー。韓国で出版社「夜明けの猫」と、ソウルの24時間営業の書店「セゴ書店」を運営するチェ・スミンさんがこよなく愛する16編の近代日本文学がおさめられています。芥川龍之介、萩原朔太郎、片山廣子、渡辺温…。各編の前には彼女からの問いかけの一文が記されており、問いを指標にしたりしなかったりしながら、新たに日本文学を楽しむことができる一冊。
編者の経歴を辿りながら日本語で書かれた長い「あとがき」も素晴らしく、この本が生まれた喜びをしみじみ感じられます。
発行:夏葉社
発行年:2025年
サイズ:文庫判
ページ:208P