







哲学者・篠原雅武さんと、写真家・川内倫子さんによるテキストと写真のダイアローグ。私たちの日々のその表層の奥底にある、現実の発生源のような次元に思考を向けてみること。写真から立ち現れる感覚、感情、そこから紐解かれる思考の軌跡を編み、「光」という主題を深く探る試みの記録。やがて辿り着いた日常の深層を、交錯する文章と写真によって捉えています。
「そこはただ、暗いだけでなく、静寂の漂うところである。写真をただ見るだけでなく、それを聴こうとするなら、闇と静寂のあいだには違いがないということに気づくことができるーー」
発行:torch press
発行年:2025年
サイズ:252x180 mm
ページ:136p