







※ 2025年6月上旬 〜 2025年6月中旬 発送予定
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歌人の岡野大嗣が生まれ育った大阪の街を、写真家の佐内正史と巡った夏の記憶。
2023年の7月と2024年の8月、2年をかけてつくった短歌102首と写真42枚が収録されています。
〈収録歌より〉
人がきて信用金庫の自動ドアひらいて夏がひらめいていく
きらきらと風を車に呼び込んで午前みたいに午後をはじめる
かつてあった出版社の美しい名に会話が混線して花が咲く
声がして水遊びだとわかる声 二時から二時の声がしている
郷愁は遠いところをやってくる未来にちょっと寄り道をして
発行:ナナロク社
発行年:2025年
サイズ:B6判変型
ページ:160p/オールカラー