昭和30年代の青森県で北国を撮り続けた孤高の写真家・小島一郎さん。東北地方の厳しくも美しい日常の光景を題材にしながら、傑出した構図力と確かな暗室技術によって、陰影の際立つストイックな写真を生み出しました。39歳の若さで急逝した小島さんが、自身の写真によって目指していたであろうローカリティとモダニズムの結実は、見る者の心にダイレクトに響きます。
別冊として「東京の夕日」を収録。東京の生活で疲弊した心を写したような都市の風景には切なさと寂しさが滲み、故郷青森の景色に取り憑かれ、離れられない写真家の姿を写し出しています。
発行:roshin books
発行年:2024年
サイズ:270x225 mm
ページ:80p