神奈川県在住のスペイン人写真家、Cintia Tortosa Santistebanの作品集。作者は、自身が住む小さなアパートの5階から毎日儀式のように映像を撮影します。そこには田んぼが広がり、登下校の子どもたちや仕事場へ向かう人、農業に勤しむ人、車や自転車が行き交います。晴れの日、雨の日、雪の日。それぞれがそれぞれの日常を営む光景は、同じように見えてどの瞬間も決して繰り返されることのない固有の瞬間であること。移り変わる季節の中の人物たちを、まるでよく知っているかのようなノスタルジーと切なさが込み上げる。日常に潜むささやかな瞬間を照らし出す、無二の作品群。
1000本を超える映像アーカイブの中から抽出された約100のシーンが収められています。
発行:CHOSE COMMUNE
発行年:2025年
サイズ:105×145 mm
ページ:160p