明治、大正、昭和。およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選び取った女性たちがいました。正史から見えなくされときに世間から勝手に名付けられながらも、自分たちだけの関係を守り抜き、ふたり暮らしを実践した彼女たち。困難のなかで手を取り合い、生きた、その知られざる物語を辿ります。家制度は滅んだはずなのに、亡霊のように社会のいたるところに纏わりつく家父長制。この先、目の前の世界は姿を変えるのだろうか。この本の主人公たちと同じ思いを抱えるすべての人に響く、愛と傷の歴史。
発行:講談社
発行年:2025年
サイズ:四六判
ページ:256p