"幼子の心をよこぎる道をとおって旅をして、あらゆる境界をこえてゆけたらいいな、とわたしはねがうーー"
英国統治下のインド・コルタカに生まれた、詩人、思想家のタゴールは、神秘的で情熱あふれる詩を数多くあらわしました。この本には、妻、次女、次男、父を続けて亡くした時期に綴られた散文詩が収められています。繊細な言葉でうたわれている大きな喪失の悲しみと痛み、愛しい記憶、生への祝福。スタージ・ムーアによる、夜空にかかる三日月がゆりかごになっている幻想的な表紙の絵がタゴールの詩と深く共鳴し、美しい世界観を生み出しています。
発行:未知谷
発行年:2021年
サイズ:四六判
ページ:96p