「…なぜ死んだふりを?」
「なぜだろう…生きているふりをするのをやめてみたかったのかもしれない。」
朝の通勤電車でふと思い出した小学校のときの友人のこと。最近よく思い出すその友人は、去年亡くなっていました。電車に乗り、仕事をして、デパートを通って帰り、また明日のために眠る。自動的に過ぎて行く毎日。もしその動きを一瞬でも止めたなら、わたしたちはどうなるのだろう。生活のなかでいつの間にか抱えこんだ不安や虚無感、目に見えない重圧の姿をシンプルなイラストで描いたコミックエッセイ。
発行:Barbarian Books
発行年:2019年
サイズ:210x297 mm
ページ:12P
*日英表記