「こういう言葉を探す時、私はとても苦しくて、こういう言葉を綴る時、私は生きている感じがしますーー。」
良い文章とは何かについて改めて言葉にしてみたい、そんなことを考えて綴られたこの本は、けれども文章の書き方の指南書ではありません。その言葉のうちにある逡巡を、感情を、思考の過程で生まれる自らへ問いを見つめる先にある言葉の在処を探っていく。
ハンセン病療養所のフィールドワーク、障害者文化論など、被抑圧者の生きづらさの表現と向き合ってきた文学者による、「書くこと」のその根底について綴られたエッセイ。
装画:shunshun
発行:教育評論社
発行年:2024年
サイズ:B6判
ページ:208P