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「本を読みすすめるには、ほんの少しの意思が要るーー」
日常の時間のずっと底の方にある、昨日読んだ本のこと。あまりにも儚く、言葉にも出せないほどの淡い感覚。読書という体験をつぶさに見つめ、本を読む、この孤独な行為の力と困難さ、そして喜びを称えています。紙の匂い、ページをめくるかすかな音、夜の灯り、時間を刻む時計の音とともに、たくさんの記憶と想いががよみがえる。出版社「夏葉社」を創業した島田潤一郎さんによる、無二の散文集。
発行:みすず書房
発行年:2024年
サイズ:四六判
ページ:256P