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「人生はときに、力業である。」と言う小原さんの暮らしは、もちろん毎時が力業というわけではないのだけれど、やっぱり力いっぱいの暮らしぶりである。
ひとり暮らし、二人暮らし、三人暮らし、実家暮らし、寮暮らし。その時々の暮らしの機微がテンポ良く綴られていく。塩バターパンのサンドイッチ、揚げたてのポテトフライ、ペヤングの超大盛り、りんごちゃんの手巻き寿司、ラーメン屋のはしご…。彼女の暮らしの主成分でもあるさまざまな食べ物は、何気ないものなのになんだかものすごいごちそうのように思える。日々のままならなさが彼女を取り巻いてしまったとしても、きっと出口を見つけて飛び出してきてくれるだろう、そんな頼もしさを感じる等身大の暮らしのエッセイ。
発行:大和書房
発行年:2023年
サイズ:四六判
ページ:184p