







詩を書くこととは、詩を読むこととは、言葉とは。
詩人、髙塚謙太郎さんが、「詩」とは何かについて思いを巡らせた、終わりのない思考の記録。もしかしたらどれも正解で、次第に閉じ込められ、けっきょく幻のような言説に途方にくれながらも、「詩」とは何かを考え続ける。
群を成し、抽象の境地へと向かっていく言葉は、祈りや救いかも知れません。複雑で、面倒で、美しい、これらの思考の痕跡が、すでに詩です。
"ーつまり、人は、単に、言葉に過ぎない。すべては、言葉の上で起こったことだ。あなたも。私も。"
発行:七月堂
発行年:2023年
サイズ:A5判変型
ページ:116p
*シリアルナンバー入り